技術開発
電力管格納式推進工法(OTE工法)
OTE工法の二つの大きな特徴があります
従来、さや管方法での電力管の設置は、推進管内に作業員が入って手作業で配管を行なっていました。その作業スペース(管を管台に固定するためのもの)を確保するために、推進管のサイズは一回り大きいものを使用しなくてはなりませんでした。
OTE工法は、その点を解決するために、配管作業を推進管の外で行うことにし、必要最小限の推進管径にすることが出来るようになりました。
下表のように、管径で10%~25%の縮小を実現することができるようになりました。 これは、掘削断面に換算すると、実に19%~44%の縮小を図ることになり、コストダウンに大きく寄与することができます。

推進工法を大別すると、大中口径推進工法と、小口径推進工法に分けることができます。小口径推進工法は、概ね短距離の掘進に向いており、最も長距離の掘進ができる泥水方式ですら、140-1600mが施工可能限界とされています。
一方、大中口径推進工法は、管径が大きいほど、長距離を掘進することができ、泥濃方式の管径φ2,000mmだと600mまで施工することができます。
したがって、仮に推進工法で600mの管敷設を行うとした場合、小口径推進での施工では4スパンに分割する必要があり、5ヶ所立坑が必要となります。大中口径推進工法では、1スパンでの施工が可能で、発進と到達の2ヶ所立坑があればよいことになり、仮設費縮減の他、交通規制帯の縮小、交通整理員の省人員化等コストダウンに大きく寄与します。

工法の仕組み
- 推進用コンクリート管を推進(一工程目)

- 一工程目の到達

- 一工程目のコンクリート管を回収し、地上で管内配管し推進(二工程目)

- 二工程目の推進終了後、裏込注入工、中詰工の施工







